この場所での運営に絶対反対の理由



まずは自立更生促進センター建設理由についてご確認ください。

ここをクリック→自立更生促進センターって何?

この施設が本当に大切な施設であることは、住民の誰もが理解しています。

しかし、京都や福岡での件と同じく、問題は場所。そして、施設側の住民に対する対応です

この地図を見てください。

驚くことに、周辺地域には少なくとも10の学校があり、一番近い学校は

施設から徒歩で2分と離れていません。
施設の前の道路は多くの高校生の

通学路になっています。


また、法務省の「更生保護のあり方を考える有識者会議」の報告書には、

「刑務所への再入所率は,
満期出所者で約6割,仮釈放者で約4割となっており・・」

「いまだ全国で約1300人(同年3月末現在)もの保護観察対象者(成人)が所在不明のままとなっている・・」

保護観察中の者による故意の犯罪行為によって,毎年おおむね20人弱の国民の人命が失われるなどしていることは看過できない・・」

など、信じられない内容が書かれています。

以下のリンクよりご確認ください
http://www.moj.go.jp/KANBOU/KOUSEIHOGO/index.html

福島では、ほとんどの地域住民が建設が終了間際になるまでこの施設に

ついて
全く知りませんでした


法務省の方々は、このことを完成直前に知った周辺住民や父兄の不安を、

想像したことがあるのでしょうか。先日の署名では、

元受刑者の方でさえ「学校の周りに作るのは確かによくない」と、署名に

賛同してくださいました。
いったいそれは、なぜでしょうか。

施設の現在のパンフレットには「隣近所との折り合いよく生活する」事は

大切とあります。

しかし、この施設から「周辺住民と折り合いよくするための気遣い」は、

なぜか
はじめから全く感じられないのです。

これでは、今になって住民運動が起こったからといって、

「福島には性犯罪者は受け入れず、窃盗、詐欺罪の方を中心に受け入れます」と言われても、到底信用できる話ではありません。

また、この施設が、施設に入居する者の情報(氏名、犯罪歴など)を、逐一学校や住民に公開するとも到底思えません。

そのような大きな不安を周辺地域に及ぼす施設を、

半径1キロ以内に10校以上の学校があるこの地域で

運営させていいのでしょうか。いいはずがありません!!

賛同していただける方、署名活動に賛同よろしくお願いします!!!!



以下が私たちがこの施設について調べた内容です。この文書は法務省がこの建設を計画した当時のデータをもとに作られています。

民間の更生保護法人により受け入れを拒まれた成人男子で、薬物依存や性的嗜好性、暴力的性向などの特定の問題を抱えた出所者を中心に受け入れる全国で初の公立の更生保護施設である。

3ケ月サイクルで20人、単純計算では5年間で約400人の仮釈放者を福島市に受け入れることになる。3ヶ月をめどに仮釈放者はセンター外に住居を探し、生活の見通しが立ち次第退所する。

2000年から5年間で、刑務所を出所した受刑者の再犯率は、満期出所者で約6割、仮釈放者で約4割となっている。

全国で約1300人もの保護観察者(成人)が所在不明のままとなっている。また、保護観察中の者による故意の犯罪行為によって、毎年おおむね20名弱の国民の生命が失われている。

この施設に生活する仮釈放者は許可を得て外出することができる。門限は午後10時である。

この施設が建設されている信夫山付近は福島市のシンボルであり、市民の憩いの場所である。また福島第四小学校、福島高校、橘高校、附属小学校、福島第四中学校、学法福島高校、桜の聖母、盲学校など学校の密集地帯であるため、登校時、下校時の学生に大きな不安をあたえる可能性がある。さらに、保護者がこの学区の学校に生徒を通わせることへの大きな不安につながる可能性がある。またこの地区には街灯のない路地や空家、森林が多く隠れる場所も多い。

当初、京都、福岡、福島の三県で建設、運営が予定されていたが、危険性を懸念した住民たちにより拒否され、京都、福岡はすでに停止されている。福島は全国に残されたたったひとつの施設である。

民間の更生保護法人が受け入れを拒んだ者を全国から集めるため、出所後は福島市に定住する可能性が高く、治安が悪化する可能性がある。福島市全体のイメージの荒廃につながりかねない。